HEALTH

栄養価の高い”スーパーフード”!話題の2種類をご紹介します。

「スーパーフード」ってご存じですか?海外セレブや女優さん、タレントさんが良く取り入れていて何かと話題になっていますよね。日本ではまだまだ浸透していないものもありますが、その豊富な栄養成分は健康面や美容面でもとっても優秀なんです!意識の高い人たちが取り入れているイメージですが、実は簡単に入るものも多いです♪スーパーフードの素晴らしさをご紹介いたします。

スーパーフードとは?

スーパーフードの定義

・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

スーパーフードの基準

・スーパーフードの発祥の地アメリカで、一般的に「スーパーフード」として認知・評価されている食品であること
・「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの

引用:一般社団法人 日本スーパーフード協会

他の食品と比べて、栄養価が高い食品ということですね。
スーパーフードとして挙げられている食品では以下のようなものがあります。

・モリンガ
・キヌア
・マキベリー
・亜麻仁油
・アロエベラ
・アサイー
・ローカカオ
・スピルリナ
・ヘンプシード
・チアシード
・クコの実
・タイガーナッツ

今回は、この中でも特におすすめしたいスーパーフードを2種類をご紹介いたしますね♪

モリンガ


「ミラクルツリー(奇跡の木)」と言われているモリンガ
インドを原産とする”ワサビノキ科”の植物で、亜熱帯の国々では古来より・薬・美容・健康などに幅広く利用され、長らく愛されてきた植物だそうです。

なんと、90種類の栄養素と、300種類の効果効能があると言われています。

モリンガの栄養素

ポリフェノールなど46種類以上の抗酸化物質やカルシウム・タンパク質・マグネシウム・ビタミンA,B1,B2,C・カルシウム・鉄分・食物繊維などが代表的な栄養素です。
種類が豊富なだけでなく、その内容量も他の食品と比べて豊富に含まれています。

カリウム バナナの約15倍
カルシウム 牛乳の約16倍
ビタミンA にんじんの約10倍
ポリフェノール 赤ワインの約8倍
鉄分 ほうれん草の約28倍
たんぱく質 ヨーグルトの約9倍
ビタミンC みかんの約5倍
GABA 発芽玄米の約30倍

モリンガは種、茎、葉、花の部分を食べることができるそうです♪
※根や根の抽出物の摂取はしないように、厚生労働省から注意喚起されています。

味は抹茶やよもぎに近い風味なのでお茶としても飲みやすく、世界第三美女のクレオパトラがモリンガのオイルを肌に塗り、モリンガのお茶を飲んで美しさを維持していたという話もあるそうですよ!

モリンガの効果・効能

抗酸化物質が多く含まれているのでデトックスアンチエイジング便秘解消ダイエット効果など期待できますよ。

また、肌の老化を守りシミ・しわ・そばかすといった肌トラブルを予防してくれるのも嬉しいですね。
ダイエットや免疫力アップ、便秘解消、不眠の改善、抗菌作用、抗がん作用、貧血の改善などあらゆる効果が期待できるんです。万能ですね!

摂り方としては、粉末やサプリで売られていることが多いのでお茶として飲んだり、味も抹茶風味でクセがないのでヨーグルトに混ぜたりがおススメですよ♪

キヌア


キヌアはヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物。
アンデス地方のすべての国で古くから生息しているキヌアは、冷涼少雨の高山地でも育ちやすく、古代インカでは「母なる穀物」として親しまれてきた植物なのです。
キヌアは雑穀に分類されています。

日本でも一時期話題になり、コンビニご飯にもキヌア入りのものを良く見かけていました。

キヌアの栄養素

・たんぱく質・ミネラル・脂質・食物繊維が豊富
・鉄分・カルシウムが多い

またキヌアの栄養素の中で1番注目してもらいたいのがタンパク質です。
タンパク質は20種類のアミノ酸からできており、その中の9種類は体内で作ることができません。なんとキヌアは必須アミノ酸がすべて含まれているんですね。必須アミノ酸をすべてバランス良く含んでいる食品は非常に少ないんですね。

またキヌアは低GI食品としても優秀です。

低GI食品とは

GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。
GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにするので、糖質の吸収が穏やかになりダイエットや健康面でも嬉しい働きをしてくれます。
GI値が70以上の食品を高GI食品、56~59を中GI食品、55以下を低GI食品と分類しています。

白米のGI値が88、ダイエットにおススメとされている玄米のGI値が56とされている中でキヌアのGI値はなんと35です。

食物繊維やカリウムで便秘解消効果や、むくみにも効きますし、タンパク質や低GI食品ということでとてもダイエット向きの食材ということが分かりますね。

キヌアの食べ方

食べ方としては1日の摂取量20gを目安にとるのがいいそうです。
少なく感じますが、キヌアは水分をとても吸収する食材なので結構膨らみますよ。

①ご飯と一緒に炊く
キヌア1・白米3の割合
水の量は白米を炊くときと同じです。

②キヌアだけ炊いておく
キヌア2合(360cc)に水2合(400cc)と料理酒大さじ1を加えて炊く。

③ゆでる
キヌア1・水2 の割合で塩をひとつまみ
鍋にキヌアを入れ、水と塩を加えたあと蓋をしたら沸騰するまで強火で茹でる。
沸騰したら弱火に戻し15分ほど茹でる。
目安はキヌアが透明になり、輪のように見える白いひげがあらわれるぐらいです。

④電子レンジ
キヌア1・水3 良く洗ったあとに水を耐熱ボウルに入れひとつまみの塩を入れ600wで10分加熱、上下ひっくりかえすようにまぜ再び10分加熱、ラップしたまま10分蒸らす。 
まだ芯が残っているようでしたら、再度5分ほど加熱して下さい。

主食にしたり、スープに入れたり、サラダと混ぜたりと様々な食べ方がありますよ。
レシピも調べたら色々出てくるので参考にしてみてくださいね。


美容面にも健康面にも効果の高いスーパーフード、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?♡