昔から「リンゴダイエット」や「朝バナナダイエット」など、たくさんのダイエット方法が話題になってきました。最近では「ローカーボダイエット」が話題になっています。
ローカーボダイエットは、糖質を制限するダイエットの方法です。炭水化物や糖類をたくさん食べすぎると、身体の中に必要ない無駄な脂肪細胞が蓄えられて、それが脂肪になって太る原因になります。
糖質を制限することで、無駄な脂肪細胞を減らして痩せようというのが、ローカーボダイエットというわけです。
ローカーボダイエットのポイント
注意していただきたいのは、「全く糖質を摂らないことはやめましょう」ということです。
大切なことはあくまでも「糖質を制限する」ことです。
炭水化物は身体を動かすエネルギーの元なので、全く食べないことは身体を動かすエネルギーがなくなってしまいます。あくまでも糖質を減らすということを忘れないでください。
糖質を制限する、というと難しいイメージがありますが、特別な知識はいりません。低糖質の食材を選ぶことや、糖質が多い物に関しても量に気を付ければ1日3食しっかり食べて大丈夫ですよ。
ローカーボダイエットのやり方
反対に全く食べないことや、1日1食や2食で済ませてしまうことの方が痩せません。低糖質の食材を知って、上手にローカーボダイエットを行いましょう。
ローカーボダイエットを行うときには、食べるものの糖質を計算して決めた量を超えないようにする必要があります。1回の食事で20~40g程度に収めるようにしましょう。
ローカーボダイエットの基本は糖質制限なので、低糖質の食材を知るところから始めましょう。
低糖質を「低カロリー」と勘違いする人がいますが、それは間違いですよ。糖質とカロリーは全く違うので、必ずカロリーだけ見るのではなく糖質を調べてください。
代表的な低糖質食材は「大豆類」「きのこ類」「海藻類」「こんにゃく」です。たくさん食べても糖質だけではなくカロリーも低いのがおすすめポイントとなります。安いので家計にも響きにくいのもうれしいところです。
そして意外と知られていないのが「肉類」「魚類」「乳製品」「卵」は低糖質食材の仲間となっています。
例えば鶏肉は胸肉やささみはもちろん、どこの部位を食べても糖質が低いです。
豚肉も脂身が多いところはカロリーが気になりますが、脂身だけ気を付ければ糖質自体は低いのでローカーボダイエット向き食材となります。
魚と卵も低糖質なので、たんぱく質を積極的に食べるという意味でもおすすめの食材です。
乳製品はバターやチーズはカロリーが高いので糖質も高いイメージがあるかもしれませんが、意外と糖質自体は低めとなっています。食べ過ぎはいけませんが、ほどほどならば問題ないですよ。
そしてかなりおすすめしたい食材があります。「もやし」です。なんともやしは糖質0食材となっています。安いし他の食材のかさ増しにもピッタリですよ。
野菜の中には糖質の高いものも?
低糖質食材として、多くの方が思い浮かべるのが「野菜」でしょう。実は野菜の中には糖質が高いものがあるので、注意してください。
例えばトウモロコシ、かぼちゃ、レンコンは糖質が高いので、ローカーボダイエットには向いていない食材ですよ。そしてイモ類も糖質は高いので注意しましょう。
野菜を選ぶときには、葉物類ならば間違いがないです。キャベツやレタス・きゅうりなどは糖質が低いので安心して食べられます。
食べ方にも注意!
低糖質食材を選んでも、食べ方にまで気を付けてほしいです。例えば低糖質な鶏むね肉を食べるときにも、油で揚げてしまうと単純にカロリーがオーバーしますよね。
野菜サラダにマヨネーズやドレッシングをかけすぎてしまうと、糖質を制限していてもダイエット効果は期待できないでしょう。
できるだけ油を使わない調理方法である「茹でる・蒸す」という方法を選ぶことや、ドレッシングはノンオイルタイプを選ぶこと、塩をかけて食べるだけでもおいしく食べられますよ。
糖質を制限しながらカロリーにも気を付けて、1日3食しっかり食べてくださいね。