「私、油っぽいから肌の乾燥はそんなにないかも」
という方の多くが実はインナードライ(隠れ乾燥肌)の可能性があるの知っていますか??
インナードライって一体どんな状態??って思う方や気づかれていない方の為に、インナードライをご紹介いたします。
インナードライって何?
脂性肌とインナードライは皮脂量が多いという共通点があるため間違われることが多いですが、本来、脂性肌は油分も水分も多い状態であるのに対して、インナードライの方は肌の水分量が少なく、油分だけが多い状態になっています。こよのうな症状の方はゴワツキや皮ムケ、オイリーなのに乾燥しているといった症状が挙げられます。
自覚がない場合でもこのような症状にお悩みの方はインナードライの可能性が高いと考えられます。
インナードライの特徴は?
インナードライの特徴は、肌が乾燥しているのに皮脂が多くテカること。「肌がつっぱるのに鼻がテカる」、「夕方になると化粧崩れがひどい」という症状が現れます。お昼前から夕方にかけて、肌がつっぱるのに顔が油田状態になるならインナードライの可能性が高いです。
肌が乾燥したら粉をふいたり、ガサガサになったりしそうですが、皮脂は多いので見た目はテカって肌の乾燥に気づきにくく脂性肌と間違われがちです。
インナードライの対策は?
渇きを感じた肌は、水分の損失を止めるために油分を分泌しますが、インナードライの方は保湿スキンケアを怠ることでさらに油分が増加!ニキビなどの肌トラブルも引き起こしてしまう可能性があります。分泌されている皮脂だけに注目したスキンケアを行っていると、肌内部の水分がさらに減少して皮脂の分泌が増加してしまうことにもつながってしまいます。
そのため普段のケアからしっかりと肌を潤す必要があり、肌が本来もった保湿のメカニズムに沿ったスキンケアを行うことによってお肌のお悩みにしっかりとアプローチすることができます。
1)洗顔方法を見直す
1日3回以上など洗顔をしすぎてしまうとうるおい成分であるセラミドが流れ出してしまい、肌から水分が失われてしまいます。
さらに肌の汚れはこすって落とすのではなく、泡で汚れを絡めとるため、泡立てていないと汚れも落ちにくくなります。また、肌をこすってしまうと角質層が強引にはがされてしまい乾燥が進行してしまうため、肌をこすらないようにすることも重要なPOINTです!
2)洗顔料を見直す
洗顔料は、うるおいを残して洗うことができ、洗顔後にツッパリ感のないものがオススメです。皮脂やテカリが気になるとサッパリ感のある洗顔料を選びがちですが、保湿力の高い洗顔料を使い肌が乾燥しないように注意しましょう。
例えば、ヒアルロン酸などの保湿成分入りのものや、泡で出てくる物がおすすめです。
保湿成分がある洗顔料であれば肌の乾燥を防ぐことができ、泡で出てくる洗顔料は泡立てる必要がないためおすすめです!
3)保湿に油分の物を使う。
テカリが気になる人に油分のある保湿は大丈夫なの?と思うかもしれませんが
実は必要で、適度にうるおいを守る油分成分を与えないとせっかく潤いを残して
洗顔しているのに水分を逃してしまいます。水分と油分をバランス良く取り入れることが重要です。
化粧水で水分を補い、乳液やクリームといった油分でフタをして水分が逃げないようにしましょう。肌の保湿機能を補うセラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸を配合した化粧水でしっかり水分を補いつつ、その水分を逃さないように上から油分でコーティングして乾燥を防ぎましょう。
4)化粧品を考える
化粧品は、美容オイルがおすすめ!!
最近は、ジェルや美容オイルなど油分を与える保湿剤が充実しているのでおすすめ
です。
インナードライの注意は?
インナードライの方は、エタノール入りの化粧品について特に注意することをオススメします。
なぜならエタノールは、一見毛穴がしまり、肌の油分を抑えることができ魅力的なんですが揮発性があり、肌内部の水分が一緒に蒸発してしまうため、肌の乾燥をもたらしてしまいます。
インナードライの対策のまとめ
実は気づいてない肌のトラブル「インナードライ」は、普段のスキンケアが重要になります。潤いを与えるための保湿や洗顔の方法を見直してみると良いかもしれません。
また、自分もインナードライ肌かもしれないと思い確かめてみるのもいいでしょう。
この記事を見ていただいた皆さんのお肌が乾燥知らずになるように祈っております。