実は水泳に美肌効果があるかどうかは意見が分かれます。競泳選手に肌がきれいな人が多い、自分が泳いでいたときは肌トラブルが耐えなかった、新陳代謝が上がって肌トラブルになりにくかった、と意見はさまざまです。
とはいえプールで泳ぐことやウォーターウォーキングで健康になった人は多いですし、女優の宮沢りえさんや吉永小百合さんは泳ぐことで健康維持やボディメイキングを行っているとインタビューなどで語っています。
ですから無意味ではないことは確かだといえるのではないでしょうか。
水泳は無駄なく身体にある大きな筋肉を効率よく鍛えられるスポーツで、呼吸も重要になるため心肺機能が鍛えられます。
こうした全身を効率よく動かせるメリットもあり、全身の血流をスムーズにさせることも可能です。
だから肌にまで十分な栄養と酸素が運ばれ、健やかで美しい肌が育つようになるメリットがあります。
ただしプール内の水は消毒剤を入れる必要があり、これが原因の肌トラブルが起こりやすいデメリットもあります。
しかしプールで過ごした後の肌のケアを行っていれば、健康のためにも、美しく健やかな肌のためにも大きなメリットがあるので、逆効果とは言えません。
水泳後の肌ケアが大切!
①消毒剤をきちんと洗い流す
プールに入れられている消毒剤はきちんと洗い流せるものですし、その後に肌の保湿をしておけば肌トラブルのリスクを避けることが可能です。ここを注意しておけば、水泳で美肌になる効果を得られます。
もちろんプールでも屋外のものや海などの場合は環境や水を汚しにくい成分と処方の日焼け止めを肌トラブル防止のために使うべきです。
どんなところで泳ぐとしても常に水分が肌についている状態になるために汗をかいている意識が薄くなります。でも汗をやはりかいています。
そこも考えると泳いだ後は肌をきれいに洗い流すことが健やかな肌を守るために欠かせなくなります。
②保湿をする
さらに美しい肌を守りながら整えるためには保湿することが条件となるのです。
プールから上がった後は、肌の角質が柔らかくなっており、乾燥しやすく傷つきやすい状態になっています。
塩素を洗い流したあとは、化粧水や保湿クリームなどでしっかりと保湿しましょう。
拭くときも、タオルを優しくおさえるようにし、こすらないこともポイントですよ。
水泳はメンタルケアにも効果的
水泳で美肌になる理由は無理なく鍛えることで健康な肌が育ちやすくなるからだけではなく、メンタルケアの部分も大きくなります。
乾燥し過ぎているわけでもなく、また湿度が高すぎて不快感が増すという環境でもないプールで、心地よく水に触れていることは思っているよりもストレスを癒す効果を持っているからです。
ですから泳ぐことをストレス解消にしているという愛好家も多くいます。温泉やお風呂のようにはいきませんが、メンタルケアの部分でもプラス面があるのです。
全身運動で血流がよくなる♡
また心地よく身体もほぐれ、眠りやすくなるように疲れさせることも可能なので、安眠効果も出てきますから、肌まで健康にすることもできます。
そしてランニングやジョギングが苦手な人でも楽しんで行いやすい運動であることも見逃せません。水の浮力で体重を気にせずに済みますし、呼吸も意外と深く行えるようになるからです。
健やかで美しい肌にするにはスキンケアや食生活だけではなく、心地よく鍛える運動も効果を発揮します。それだけ血液で全身に栄養と酸素を届けることは大切なのです。
スムーズに血液を巡らせるためには、ほどよく身体を動かして鍛え、さらに深い呼吸を行うことが欠かせません。
また血流が充分にめぐると、体内の老廃物の排出もスムーズになります。それだけ内臓が正常に働けるようになるというわけです。
ポイントをおさえたら水泳はメリットだらけ!
特に水泳は身体に体重の負担をかけずに行える全身運動で、メンタルケアにも効果を発揮する運動ですから、膝や足に問題を抱えていても、治療しながら行えるメリットもあります。
始める前に肌の保護を行い、終わったら洗い流して保湿するケアを行っておけば、ほどよく鍛えながらのダイエットと美しい肌に育てる土台作りが可能なのです。