「ニベア」というと誰もが知っているあの青い缶の保湿クリーム。
1911年に発売され、今もなお世界中で人気のある保湿クリームです。そのニベアクリームは、体の乾燥している部分に塗るためのボディケア用のクリームだと思っている人が多いと思うのですが、最近では顔の保湿クリームとして使っている人が増えています。
ニベアクリームを顔のスキンケア用品として使う場合、どのように使ったら効果が出るのでしょうか。
「ニベア」顔のスキンケアとしての使い方3選
ニベアの使い方①保湿クリーム
まず、化粧水の後に保湿クリームとして、ニベアクリームを顔に塗る通常のスキンケアです。そもそもニベアクリームの保湿力は非常に高く、乾燥した肌にピッタリのクリームです。
洗顔後に化粧水を顔全体に馴染ませ、そのあとにニベアクリームを塗ることで、顔全体が高い保湿クリームに包まれます。特に乾燥のひどい目元や口元には少し厚めに塗ることで、乾燥から来る肌トラブルを感じなくなるでしょう。
ただ、たくさんニベアクリームを塗ってしまうと、顔のべたつきがひどくなってしまうので、薄く塗ることがポイントです。
ニベアの使い方②フェイスマスク
またニベアクリームは意外なことに、フェイスマスクとしても活躍します。
温かなタオルを顔全体に数分置き、そのあとにニベアクリームを顔全体が白くなるまで厚めに塗ります。そのまましばらく放置をし、数分後に洗い流すだけです。
ニベアクリームの高い保湿力で、顔全体がしっとりし、お肌はモチモチになるでしょう。ただニベアクリームには油分が多く含まれているため、毎日行うスキンケアとしては適していません。週に一度行うスペシャルスキンケアとしておすすめします。
ニベアの使い方③小鼻の黒ずみケア
そして鼻の黒ずみや毛穴の汚れを落としたい人にもぴったりなのが、ニベアクリームでのスキンケアです。
ニベアクリームを使って、顔全体を人差し指と中指を使いながら優しくマッサージをしていきます。
特に小鼻の横部分の毛穴は黒ずみが目立つ部分なので、念入りにマッサージをしましょう。肌に保湿を与え、そして毛穴の汚れなども落ちるのでとても便利なクリームです。
ニベアクリームの注意点
ニベアクリームは良い効果もたくさんあるのですが、間違った使い方をしてしまうと、肌トラブルの原因になることがあるので注意が必要です。それは、ニベアクリームに含まれている「脂分」と関係しています。
この脂分によって、肌が紫外線の影響を受けやすくなり、そして日焼けに繋がっていきます。
またニベアクリームには、日焼け防止剤が使用されていないので、日中のスキンケアとしてニベアクリームを使う人は、日焼け止めを使用する必要があるでしょう。
また肌にニベアクリームが残り続けると、毛穴をふさいでしまいニキビなどの肌トラブルの原因になってしまいます。
ニベアクリームは従来主流であったボディケアだけでなく、顔の保湿にも大変良いクリームです。しかし、ニベアクリームの使い過ぎには注意が必要です。「肌に良いと聞いたから」との理由で顔にニベアクリームをたっぷり塗ってしまうのは危険です。
適量のニベアクリームを顔に塗ることで、多くの良い効果を得ることが出来るのです。そもそもニベアクリームには、「スクワランとホホバオイル」が配合されているため、大量に顔に塗ってしまうと、とてもオイリーな肌になってしまいます。その脂分によって肌のトラブルのもとになりかねないので、ニベアクリームの使用量には注意が必要です。
ニベアは顔の保湿クリームとして優秀だった!
ロングセラーで多くの人から愛され続けているニベアクリーム。お値段も非常に安くて保湿力の高い、とても嬉しい保湿クリームではないでしょうか。使用量や使用方法などニベアクリームを使うときに注意すべきことを守れば、顔用スキンケアとして完璧な保湿クリームと言えるのではないでしょうか。