高級な基礎化粧品を使ったりエステに通ったり。美肌のためというとコストがかかるというイメージがありませんか?そういう方法ももちろんあるのですが、美肌の基礎でありいつまでも美しくあるために大切なのは「スキンケア」なんです。毎日の事だからこそ、何気なく行っているという方も多いので、工程それぞれのポイントをチェックして改めてみましょう。
スキンケアのポイント
①クレンジング
夜のスキンケアの最初はクレンジングです。メイクを落とすためについついこすりすぎてしまいがち。しかしそれは肌に負担がかかってしまいますから優しくメイクを浮かせるように落としましょう。
マスカラはできれば専用のリムーバーがオススメです。
②洗顔
十分に洗い流したら洗顔料を使っていきます。肌汚れを落とすのがその目的で、十分に泡立てて指ではなく泡で洗うようにしましょう。泡立てネットやグッズが販売されていますからそれを使うと簡単です。洗い流しはぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。
③化粧水
ここまで終わったら肌に潤いを与えていくための化粧水です。自分に合ったものを、目的に合わせたものを使用しましょう。だいたい500円玉くらいの量が目安ですがメーカーによって容量は異なってきます。また肌状態に合わせて加減をしてください。叩き込むのではなく肌に吸わせるようになじませていきます。手で化粧水をプッシュして最後に両手全体で顔を覆いぐっと浸透させましょう。肌が手についてくるような感覚があれば保湿が十分に行われたサインです。
④乳液・クリーム
その後、乳液やクリームを手に取ります。
油分が含まれているこれらは保湿や各製品の効果と同時に肌の水分を守る「蓋」の役割があるのです。
手のひらに取ったら包み込むように乗せていきましょう。アイクリームや口元のクリームなど悩み別アイテムを使用している方は薬指を使ってなじませていきましょう。特に目の周りは皮膚が薄いので、力が入らない指を使うのがオススメなんです。
⑤パック
スペシャルケアとして取り入れたいのがパックです。
毎日使用できるものもありますがその大半は週に2回または1回としているのが多いようです。製品ごとの使用方法に基づいて取り入れていきましょう。洗顔後に使用するため、「パックで潤ったから化粧水は必要ないのでは」という声もあるようですが必ず化粧水は使用するようにしてくださいね。
⑥マッサージ
また、時間があれば実践していただきたいのが「マッサージ」なんです。
日頃から使用しているクリームを使って
指の腹を使って頬の下から上へ→目の外側から下・鼻の横・眉の内側から外側。
鼻筋は下から上へ最後は小鼻へとマッサージ。
口周りは下から上を意識してください。
指のすべりが悪くなったらクリームを再び手にとりましょう。摩擦で肌があれないように注意をするのが大切です。
美肌グッズとして注目されることも多い美顔ローラーやスチーマー、美顔器ですが必ず使用をしなくてはならないというわけではありません。しかし、肌に良い効果が期待できるということも考えられますから、もし興味があれば試してみても良いかもしれません。
これが基本的なスキンケアになるのですが、毎日使っていて問題がなかった化粧品がいきなりしみたり顔が赤くなるということもあるでしょう。季節の変わり目などに多く見られる「ゆらぎ」という肌状態です。
もし、こうした症状が現れたら一度アイテム使用を中止してシンプルなケアもしくは皮膚科にて診てもらうのが良いでしょう。
美肌を作りにはスキンケアを毎日ルーティーンとして行うことが重要です。
面倒だからとサボッてしまうと美肌から遠のいてしまう可能性もありますので、くれぐれもメイクしたまま寝てしまうなどということは無いようにしましょうね。